CPRMというコピープロテクト

CPRMとは、
Content Protection for Recordable Mediaの略称のことで、
主に地上デジタル放送に関わるコピープロテクトのことをいいます。

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聞いたことない!!って方もいるかもしれませんが、
地デジを録画したものをDVDなどに書き写すときに、
みなさんCPRM対応のDVDを購入しているはずです。

このCPRM
PCに疎い人でも関わる機会の多いテレビのコピープロテクトなので、
困ってる人も多いのです。

今日はちょっとCPRMについて勉強してみましょう。

CPRMとは??

市販のDVDにはコピープロテクトが搭載されています。

これはなぜかというとDVDというものが、
映像や音声を一つのデータとしてまとめられていることに起因するわけです。

もしも、DVDにコピープロテクトが搭載されていないと、
誰でも簡単にPCを使って、DVDのデータの複製ができてしまいます。

そうなんです。DVDは複製がとっても簡単にできてしまうものなんですね。
だからVHSからDVDに移り変わり、DVDという市場が爆発的に広まったわけなのです。

DVDをコピーできないように、
企業側が搭載したメジャーなコピープロテクトがCSSです。

どっかで聞いたことあるかな??

しかししかし、このCSS。

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1999年にノルウェーの10代の少年によっていとも簡単に解除されてしまうのです。
この解除の暗号はまたたく間に広がって、
リッピングソフト」というものが台頭するわけですね。

CPRMはそんな背景から、
一度解除されても対策ができるようシステムを強化しました。

そして2004年の地上デジタル放送への移行と同時にCPRMが実装を開始しました。

CPRMはどんなコピープロテクトなのか??

では具体的にCPRMはどんなコピープロテクトなのでしょうか。
細かくいうと、CPRMはコピー制御のことを指し、
再生機器側にかかるコピープロテクトのことをいうのですが、
ここではコピーワンスダビング10についても書いていきます。

コピーワンス

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テレビの番組をHDDに録画します。
そして、それをDVD-Rに書き込むとしましょう。

すると、なんと録画されていたHDDから録画データは消去されてしまい、
また、書き込まれたDVDを複製・移動すらできなくさせてしまいます

事実上、一度だけのデータを移動しかできないコピープロテクトをコピーワンスといいます。

ただ、これだとDVDからBDへの書き直しやバックアップ保存ができないなどの問題があり、
2008年にコピーワンスに変わり、ダビング10が採用されました。

ダビング10

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コピーワンスの緩和版として登場したダビング10は、
それまで事実上、1回の移動しか許していなかった地デジ録画を、
移動を1回、コピー最大9回の複製を可能にさせました。

CPRM制御

地デジを録画したものは、CPRM制御がかかっており、
CPRMに対応した再生機器が必要になります。

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幸い、地デジ移行により、多くの方がテレビの買い替えを行ったので、
CPRM搭載DVDがテレビで読み込めないということはあまりなかったものの、
DVDプレイヤーやPCでの再生ができないという問題が多く浮上したわけです。

現在ではCPRM対応のPCやドライブ、プレイヤーが発売されていますが、
それでもいまだ、地デジ以前の再生機器、PCを利用している人も事実です。